ジビエとオーシャンビューの魅惑のコラボ 休暇村紀州加太
全国各地の国立公園や国定公園の豊かな自然の中だけで展開しているリゾートホテルグループ「休暇村」。いずれも山、海、湖などの自然に恵まれた、日本を代表する景色が特徴ですが、37あるグループ中でも夕陽の絶景では他のどこよりも美しいとされるのが和歌山市加太にある「休暇村紀州加太」。
紀淡海峡に面した瀬戸内海国立公園に建ち、テラスからは友ヶ島や淡路島、天気が良ければ徳島や沼島も見晴らせる、そんな広大な眺めをパノラマで楽しめる抜群のビューポイントです。
その絶景を眺めながら寛げるのが、ロビー階にあるスカイカフェ「風の歌」。宿泊に関係なく利用できるため、テラスと合わせて食事やお茶を楽しみに訪れる人が多いそう。
そんな地域に根ざした休暇村紀州加太に登場したのが「パルマンティエ」「春キャベツのポタージュ」「ラウゲンロール」3点セットで800円。
毎年冬から春にかけて行うジビエフェスタに合わせてさまざまなジビエメニューを展開しているそうで、過去にはイノシシバーガーや鹿スネ肉赤ワイン煮などをメニュー化。
この猪肉メニューの開発を任されたのがスタッフの下西健介さん。コックコートではなかったため、最初は知らず話していたのですが、実は芦屋のイタリア料理店で修行を積んだ料理人という彼。「和歌山のジビエをみなさんに知って欲しい」と話してくれました。
猪はあらびきミンチを使用し、猪本来の良さを生かしつつトマトペースト・ソフリット・キノコなどでシンプルな味わいに仕上げ
丁寧に裏ごしをしたじゃがいもに生クリーム・バター・などで味を調えました。
春キャベツのポタージュは素材の味を生かし春キャベツの甘みが味わえるスープ。
ラルゲンロールはポーランド産の特別なパンを使用しております。
こちらのカフェは20時までオープンしていますが、このジビエメニューの提供は12時~16時までで、売切次第終了。量は仕込めないため、1日10食限定なのでご注意を。ちなみにヨーロッパの生地を用いて店内焼きするパンは、テイクアウトもできるので、パン好きの方はぜひチェックを。
ジビエだけでない、新たな展開も続々
2016年にリニューアルしたこちらの宿。要望の多かった和洋室や絶景の展望露天風呂なども新設され、より一層心地よく利用できるように。
紀州をイメージしたモチーフがあしらわれた和洋室も露天風呂も、すべてが紀淡海峡を望むオーシャンビュー。中でも美肌の湯と言われるぬめりをもった加太淡嶋温泉「天空の湯」は日帰り利用もできるので、ジビエと合わせてぜひ楽しみしたいところ(12:00〜15:00最終受付/大人1200円、小人600円)。
昼温泉の湯あがりにジビエと地ビールかワインをいただき、そのまま夕暮れ時を待つ…。茜色に染まる夕暮れは、1枚の絵画を見ているような感動的な光景。想像しただけで幸せに浸れそうです。
宿泊や温泉、カフェの他にもエステやプール(夏季のみ)、宴会など、多彩な楽しみ方が揃う休暇村加太。
星空観察会やノルディックウォーキング、和菓子作りや梅ジュース作りなどの体験プログラムも充実。館内はバリアフリーで、幅広い層が楽しめます。 さまざまな角度でのおもてなしを展開する中、その挑戦の1つに和歌山ジビエのメニュー開発もあるのではないでしょうか。
こうなると、ジビエを含め、今後の展開からますます目が離せません。
Shop Information
休暇村紀州加太
住所 | 和歌山市深山483 |
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電話番号 | 073-459-0321 |
営業時間 | 8:00〜20:00(風の歌) |
定休日 | 無休 |
アクセス | 阪和自動車道泉南ICから約40km、和歌山北ICから約40km 南海電鉄加太線加太駅下車、定期送迎バスで約10分 |
URL | https://www.qkamura.or.jp/kada/ |