わかやまジビエ振興協議会の概要
所在地
- 和歌山県農林水産部農業生産局畜産課
- 〒640-8585 和歌山市小松原通1丁目1番地
- Tel:073-441-2920
- Fax:073-431-0904
目的
- 和歌山県内において狩猟または有害捕獲された野生鳥獣(以下「わかやまジビエ」という。)の食用等への利活用促進、わかやまジビエの利活用にあたり適正な捕獲・解体処理・加工調理の普及啓発、流通網の整備、首都圏や京阪神都市圏などの都市部との地域間交流促進を図り、もって和歌山の活性化と中山間地域の産業育成を推進する。
- 上記(1)を行うことによって得られる効果として、和歌山県の地域経済の活性化に結び付ける。
事業内容
協議会は、前条の目的を達成するため、次の事業を行う。
- 社会教育推進を図る活動に関すること
- 観光振興を図る活動に関すること
- 農山漁村又は中山間地域の振興を図る活動に関すること
- 環境保全を図る活動に関すること
- 経済の活性化を図る活動に関すること
- 消費者の保護を図る活動に関すること
- 食育及び商品開発に関すること
- その他、協議会の目的達成に関すること
ジビエ利用モデル地区に選定
平成30年3月9日、農林水産省が「ジビエ利用モデル地区」として、全国から17地区を選定しました。和歌山県からは和歌山県紀北(きほく)地区と古座川(こざがわ)町が選定されました。農林水産省はジビエ利用の拡大について以下のように述べています。
ジビエ利用の拡大に当たっては、シカやイノシシの一定規模の処理頭数を確保し、食品衛生管理の徹底に取り組みつつ、捕獲から搬送・処理加工、販売がしっかりつながってビジネスとして持続できる安全で良質なジビエの安定供給を実現することが重要です。今般、我が国の先導的モデルとなる取組等を定めたマスタープランを策定した17地区を「ジビエ利用モデル地区」として選定しました。
わかやまジビエフェスタへの参加
わかやまジビエフェスタとは、「わかやまジビエ」の美味しさを多くの方に知って頂くために開催されており、毎年県内の飲食店・宿泊施設が参加し、ジビエ料理を提供しています。わかやまジビエ振興協議会も積極的にこのフェスタに参加しています。
日本ジビエサミットの支援
わかやまジビエ振興協議会は、日本ジビエ振興協会が開催する「日本ジビエサミット」を支援しています。日本ジビエ振興協会ではジビエの利用を活性化することを目指し様々な技術や情報を広く周知しており、その一環として開催されているのが「日本ジビエサミット」です。直近では、2019年1月24日から3日間、第5回日本ジビエサミットが徳島で開催されました。
第5回日本ジビエサミットin徳島
- テーマ:
- 国産ジビエ認証制度元年 動き出したジビエの最前線
- 会期:
- 平成31年1月24日(木)~26日(土)
- 開催主旨:
- 平成30年5月に「国産ジビエ認証制度」が制定され、捕獲した野生鳥獣の食肉としての利活用の動きがますます活発化しています。日本においてジビエを食文化として確立することは、農業被害を食い止めるだけでなく、地域に新たな産業を作り雇用の創出につながります。本サミットは、ジビエに関する最新情報や技術、優良事例を集約し、川上から川下の関係者に対して提供する事を目的としています。未だに食肉処理施設を通じず食肉として販売されるなど、正しい流通でないジビエの危険性を周知すると同時に、ジビエの特有の高い付加価値の情報を提供する事で、食肉としての利活用が大きく前に進むことを期待します。